白を基調としたインテリアと木材。
ここは韓国のモダンカフェだろうか。

ベトナム、ダナンのキムレストラン（Bếp Kim）。これほどモダンでありながら、ベトナムのローカルなお料理を頂けるところを他に知らない（ベトナム滞在歴5日間）。

ノボテルダナンから、徒歩10分ほどに位置する、キムレストラン。
夕方５時ごろ、店内には誰一人客がいなかったが、迎え入れてくれた。
おしゃれな店内であるから、少し値が張るラインナップと思いきや、ローカルな金額帯である。
缶ビールが150円、フォーが400円弱、空心菜の炒め物が300円弱、豚肉の炒め物が350円弱。
この日は朝、昼と食べ過ぎていたため、あまり注文することができなかったが、もし空腹のベストコンディションであるならば、それはもう、ホームパーティのようにお料理を所狭しと注文していただろう。

店内も広く、おそらくディナーの時間帯は込み合うのだろう。お店の方が各テーブルにディナーの準備を始めていた。
周辺はローカルな雰囲気が満載であるが、突如モダンなキムレストランが存在する。きっと現地でも流行に敏感な若者に人気の実力店なのだろう。お店の雰囲気、料理、サービスすべてにおいて満足度が高かった。　特筆すべきはライチティーだろうか。特大のライチの実が二粒入っており、ドリンク自体にもライチの味がしっかりついている。アイスティーにライチが乗っかっているのではない、ライチの味がしっかりついたアイスティーなのである。

こうしたドリンクのクオリティが高いことも、キムレストランが人気たる所以なのだろう。