2024/09/15 Sun
the-clo.com Ohyama wrote
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2024/9/13-9/15で福井、石川旅行に行ってきた。せっかく新幹線停車駅(小田原駅)の近くに住んでいるので、東海道新幹線を使った旅行にいきたい。
そこで、福井、石川と日本海を堪能する旅にでかけた。
まずは、福井編。
福井の観光地といったら、恐竜博物館と、東尋坊である。今回の旅は日本海を堪能するテーマであるので、恐竜博物館は次の機会にしよう。
新幹線は米原で下車しレンタカーで、日本海を走る。東尋坊に向かう前に、まずは敦賀市で日本海を味わおう。
敦賀市北部に広がる「気比の松原(けひのまつばら)」は白い砂浜と松の景勝地。国の名勝にも指定されている。
白い砂浜と青々とした松を白砂青松と表現するようで、ここは日本白砂青松100選にも選ばれているそう。
なぜ海岸に松が植えられているのか、これは松が塩害に強い植物であり、根は深く、しっかりと防風の役割を果たすからである。
東尋坊に向かうまでの海岸線は一般道でひたすら海を見ながら走行できる。福井には歴史のある民家が多いようで、開発された東伊豆の海岸線沿いを走るのとは雰囲気が異なる。のどかな街並みと、いくつもの漁港を通り、穏やかな日本海を見ながらシーサイドドライブができる。
東尋坊の目玉と言えば、断崖絶壁であろう。すこし踏み外そうもんならすぐに落下しそうなスリルも魅力的だ。
この絶壁をつくっているのが、安山岩(マグマが冷えて固まった岩石)であり、階段状に岩が割れているのは柱状節理(急激な冷却による収縮で生じる割れ目)によるものである。
私の理解だと、もともとあった地層に、マグマが漏れ出す。マグマにとって地表は冷たいので、柱状節理が生じる。柱状節理は地球の中心方向に生じる(割ける)。ここに長い年月をかけて海が侵食し、岩石にダメージを与えることで、柱状節理に沿って剥がれ落ち、現在の形になったと理解した。