2023/05/07 Sun
fusekido Ohyama wrote
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寿司は日本が誇る食文化であり、それをより効率的に提供し、お客さんが好きなネタを選べる回転すしは、寿司業界にとって革新的な仕組みであろう。
今や国民的ソウルフードとなった回転すしであるが、スシロー、はま寿司、くら寿司の御三家がしのぎを削り、日々商品開発を行い、世はまさにレッドオーシャン状態であろう。
最初に低価格の100円回転すしを始めたのは、かっぱ寿司である。しかし品質の問題が発生して以降、低価格回転すしといえば、上記御三家に席を譲ることになっている。いまや回転すしはファミリーレストランともいえる。ラーメンや、デザート、コーヒーまでもがコンベアに乗る。
消費者の要求は多様化しており、それに対応するために企業競争が激化し、レッドオーシャン化が進むと考える。
今回伺ったのは、小田原ダイナシティに店を構える、回転寿司みさき。以前は海鮮三崎港の名で展開していた。運営は京樽。京樽は2021年2月にスシローグローバルホールディングスの傘下に入ったので、回転寿司運営ノウハウはスシローから提供されていると思われる。
もともと海鮮三崎港はショッピングモール内のフードエリアでよく見かけた。
フードコートではなく、ある程度ゆっくり食べたいというニーズを満たすために、御三家のような低価格ではなく、中堅的な価格帯の寿司を売りにしている印象である。
訪問した際には平日の海鮮丼ランチを提供していた。あおさの味噌汁がついて価格は千円弱。まさにスシローのサプライチェーンを活用しての価格設定だろう。
そしてこのクオリティ。この日が平日であることを感謝せざるを得ない。
現在は「赤シャリ」を使っているとのことで、海鮮丼ももれなく赤シャリで提供される(だいぶ前にもスシローがやっていた気が。。。)
かなりチャレンジングな空間づくりと見て取れたが、テナントを管理している方、施工業者、企画者の方々の細かな調整により実現したのだろう。
モール内にもおいしいお寿司が食べられる空間を用意してくれた関係者の方々にエールを送りたい!
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