2026/01/25 Sun
the-clo.com Ohyama wrote
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小田原市成田。朝ドレファ~ミや焼肉きんぐが軒を連ねる「沼田国府津線」から一歩南へ。閑静な住宅街の中に、その店はひっそりと佇んでいる。その名も、『たべもの屋 野菜畑』。
昼時には、本格的な握り寿司からボリューム満点のポーク焼肉定食までが並ぶ。
店主はかつて寿司職人として研鑽を積まれた方だという。
前日に寿司を堪能していた私は、今回はあえて「ポーク焼肉定食」を所望することにした。
ふと目をやると、一品料理に「厚焼き玉子」の文字を見つけた。
寿司屋の真髄ともいえる卵焼きが単品で注文できるのは、なんとも贅沢な計らいだ。
早速提供された卵焼きを一口運ぶ。
まさに、これだ。滑らかな舌触り、主張しすぎない上品な甘み、そして鼻腔を抜ける豊かな出汁の芳香。職人技が凝縮された、逸品であった。
まず驚かされたのは、店名の通り「野菜」の圧倒的な存在感だ。
外食でこれほどまでに滋味豊かな生野菜を、山盛りで頂ける店が他にあるだろうか。
特筆すべきは、自家製と思われるドレッシングの妙味。最後の一口まで野菜を飽きさせることなく、その鮮烈な旨味を引き立てている。主役のポーク焼肉も、濃いめの味付けが白飯を誘い、箸が止まらない。
そんな我儘を叶えてくれるのが、ここ『たべもの屋 野菜畑』だ。
鮮やかな野菜の充足感、そして職人仕込みの卵焼き。ぜひ一度、その舌で確かめていただきたい。







