私が通っていた小学校には、ビオトープがあり小川と小さな丘があった。生物空間と訳されるのだが、当然教育な意味を持ち、ビオトープ内の生物が廊下やクラス内に掲示されている。
そこの小川にはメダカが生息していた。人工的な空間なので、メダカは購入してきて放流したものであろうが、メダカという生き物を初めて知ったのはこのビオトープであり、その小さいながらも魚の姿を呈して、優雅に泳ぐ姿に魅了されたものだ。
ある日そのビオトープにブラックバスが放流されてしまい、メダカが全滅したと大ニュースになった。
ブラックバスとはなにか。クラスにはブラックバスの写真が貼られ、まさに指名手配犯のような扱いを受けていた。ブラックバスはその旺盛な食欲から、既存の生態系を破壊するということを知った。