
2022/11/24 Thu.
fusekido Keita wrote
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今回は方言と地域の自然の特徴についておもしろいなあとずっと思っていた話をさせてください。完全に独断と偏見です。
その対象の地域は四国の愛媛と高知。
僕は愛媛・高知に縁があり、昔から訪れることが多かったのですが、文化が結構違います。
そして、その中の一番の違いと私が感じているのが言語=方言です。
例えば、関東の言葉で「○○だから。」というのを、
愛媛は「○○やけん。」
高知は「○○やきー。」
と言います。
愛媛のいい方は、丸っこい感じで包まれるような言い方なんですね。
一方で、高知のいい方は「きー」とかなり鋭くキツめの言い方なんです。
愛媛と高知は隣り合っている県なのに、なんでこんなに違うんだろうと思っていました。
いろいろ考えたのですが、私が思っているのはその自然環境にあるんではないかと思っています。
愛媛と高知では自然環境が異なります。
それは面する海の違いによる打ち寄せる波の違いです。

高知が面する海は太平洋です
そのため、打ち寄せる波が全然違います。
愛媛の海岸に打ち寄せる波は、小さい波がゆらゆらと寄せてくる感じ、
高知の海岸に打ち寄せる波はざぶーんと大きな音を立てて勢いよく迫ってくる。
これがそれぞれの方言とすごい似ていると思うんですよね。
今回は、愛媛と高知の方言の違いについて、自然環境の側面から考察しました。
最後までご覧いただきありがとうございます。
じつは先日この話を芸術系出身の友人に話しました。
自分の周りの頭がかたい人たちには全くこの話が通じなかったのですが、笑
芸術系出身の友だちはこの話にすごい食いついてくれて、すごい話が盛り上がりました。
やっぱりこのあたりの感性にとても優れているような気がして、そういった人と話すのはとても自分自身にも刺激的です。