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京都を歩く 2日目(最終話)
京都を歩く 2日目(最終話)

2023/08/16 Wed

FUSEKIDO Ohyama wrote

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京都二日目には慈照寺(銀閣寺)と清水寺、花見小路に伺う。
足利義政が建てた銀閣寺は、東山文化を象徴する寺として有名だ。簡素で洗練された東山文化では茶道、華道が確立した時代であり、今日の日本文化の礎を築いた時代である。

その質素ながらも力強い存在感を持った銀閣寺を見たのは中学生以来である。当時は障子が開かれていて、書院造も確認できた記憶であったが、現在は障子が閉ざされていた。あの記憶は間違いであったのだろうか。。。
今見てみると、銀閣の正面には日本庭園が広がっており、夏の青々とした庭に黒色の銀閣寺がよく映える。
銀閣寺(慈照寺)
銀閣寺(慈照寺)
北山の金閣寺と、東山の銀閣寺。華やかな金閣寺と、質素な銀閣寺と比較されるが、金閣・銀閣と呼ばれるようになったのは江戸時代のことだそうだ。確かに銀閣寺は義満の金閣寺を参考にして建てられたというが、武家中心の東山文化時に義政の山荘として建てたため、金閣と銀閣は比較するものではなく、それぞれの時流に即した建造物としてとらえるべきものなのだと感じた。
清水寺までの参道
清水寺までの参道
次に清水寺を訪問する。清水寺にいたるまでの参道は坂道が続く。左右にお土産街がつづき見ていて楽しめるため坂であっても難なく登れるだろう。
清水寺につくと、最も観光客が集まっていた。清水寺は京都の街を一望できかつ、歴史的な建造物なだけあって、京都旅行のメジャーな訪問先となっている。
清水寺
清水寺
私自身高いところに建っているお寺というイメージしかなかったのだが、実は清水寺の創建は778年という。その伝承を平たく言うと、ある僧がお告げを受けて現在の清水寺があるとこに行くと、200歳の修行僧がいて、その修行僧が僧に「あとは頼んだ」といって去っていった。
そのオーラから観音様の化身だと悟った僧がここの場所は並大抵のところではないとして、清水寺を建てたという。
建立には僧と偶然会った坂上田村麻呂の協力があったときくが、伝承であるために真偽を持ち出すのはナンセンスであるが、現に清水寺という建物が現存することは事実である。

清水寺と言えば舞台である。この舞台は山の斜面にそって建てられており、懸造りという技法が用いられている。一切の釘を用いることなく組み上げられた舞台は圧巻で、舞台の上から京都の街を眺めるのもよいが、下からその骨組みを見て、古来の建築技術を眺めるのも面白い。
花見小路
花見小路
最後に祇園エリアの花見小路を訪れた。
京都らしい日本家屋が立ち並び、舞妓さんも往来するという。この町は近くの八坂神社の茶屋街として栄えたという。石畳の路面と、木造建築物が並ぶ光景が美しい。
京都を後にする
京都を後にする
さて、およそ20年ぶりに訪れた京都はどうだったか。
1000年以上の歴史がある京都の街を、たった2泊3日の旅行で語ろうだなんてできない。
旅行といえども、こうしてブログにするために多少なりとも各寺院のことをしらべて、咀嚼して書いていく。
専門分野でないからこそ、大学の一般教養科目のレポートを書いている気分になったが、まわったところの歴史的背景を把握すると、味わい深いものとなった。
中学生のころに見た風景は、教科書に載っている風景だとしか印象を持たなかった。今見ると、庭園にまで目がいったり、どのように作られているのかなど、視野が広がる。視野が広がったので、「ああ京都には日本のこころがあるなあ」なんて思うのだが、なんとも味気ない感想である。
しかしブログ化するにあたり、寺院のHPやWikiを見ながら仏教独特の世界観を読み解きながら、北山文化はどうだとか、東山文化はどうだとか、観音様の化身だとか読んでいくと、当時の人々は何も信仰していない私には到底理解に至らない考えで行動しているなあ。なんて思う。
それもそのはず。昭和と令和でさえ価値観が異なるため、令和に生きる人間が、文明や応永のことは到底理解できない。 それでも当時の人らの英知を結集させて作られた寺院が介在すると、すこしでも当時の価値観や、信仰を理解しようという力が働く。
何か思いをもって作られたものには、後世に渡りそれが作られた背景を読み解こうとするものが現れ、保存されていく。
そこに気づけたのが京都旅行+ブログ化の実りであろうか。
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Written by

FUSEKIDO おおやま

1990年生まれ千葉県出身 神奈川県在住
東京理科大学工学部卒業後、都内IT企業勤務を経て、筑波大学大学院で制御アルゴリズムを研究。現役メーカーエンジニア
特技は料理、英語、プログラミング
常にどんなネタでブログを書こうか考えており、それが精神的にリラックスできるのだと本人は言う。