
2024/03/08 Fri
FUSEKIDO Ohyama wrote

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多摩川と荒川に挟まれた武蔵野台地、ここは稲作ができるほどの河川がなく、古くから畑作が営まれてきた。そこで発展したのが武蔵野うどん。手打ちうどんとも呼ばれて、太くてコシがあり、醤油ベースのうどんが特徴的だ。讃岐うどんのように、薄色の出汁をきかせたうどんが一定のファンを獲得しているが、武蔵野うどんのような、極太で豪快なうどんも私は好きだ。

実はうどん生産量第2位の埼玉県。年内にはうどん専門店をよく見かけるように思う。

券売機でメニューを選ぶ、うどんは小中大盛りが選べるのだが、券売機のどこにも大盛りのボタンがない。あるのは替え玉のみだ。
席につくと案内されたのが、麺の量は追加料金無しで変更できるということ。
考えられるだろうか。大盛りは700g、小盛りは350g。その差は2倍ある。これが追加料金無しで、選べるというのだから竹國が地元民に愛される訳がわかる。

届いたお料理が豚肉が大量に入った汁とザルに盛られたうどん。
このうどんの太さが疎らであるのが特徴的で、歯ごたえのあるうどんが武蔵野うどんのやり方。強めの醤油ベースの汁といただく。

近所にあったら危険だ。
週に2、3回、まだ見ぬ大盛りのうどんを食べに通い詰めてしまいそうだ。
今度は700gの大盛りにチャレンジする。そう誓ってお店を後にするのであった。

写真はSony RX100(初代)を使用しています。