2023/11/27 Mon
FUSEKIDO Ohyama wrote
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ふるさと納税。私はとてもよい仕組みだと思いますね。人口が少ない地域は住民税が限られ地域の振興に割ける予算が少なくなってしまう。
ふるさと納税という仕組みをとることで、上限は定められているものの、自身が住んでいて住民税として納める税金の一部を支援したい地域に割り当てる。もともとは自身を育ててくれたふるさとへ納税できる仕組みとして提案されたものらしい。田舎から都会に人が集中する一方で、田舎の税収が減ってしまう問題があった。
納税のお礼として返礼品を頂ける。
各地域の特産を返礼品として設定しているが、一時期は過度な返礼品(iPadが印象的かな)を設定して問題になったりもした。
納税者からすると実質2000円で返礼品をもらえることになる。よくふるさと納税のサイトでホタテが1万円と表示されているが、あれは翌年度に支払う予定の住民税から10,000円-2,000円=8,000円差し引いたものが控除されるので実質2000円と言っているのだ。
例えば1万円のホタテをA町に寄附したとすると、8千円分がA町に納税される。その8千円は翌年度自分が住む町に住民税として納税する分から差し引かれる。
実質2千円だからといって、2千円を決済するわけではない。寄附する際には、きっちり1万円とられることに注意が必要。
毎年のように寄附している地域の一つが、新潟県弥彦村の伊彌彦米。
ANAの国際便機内食にも使われているというが、ここのお米は伊達じゃない。
粘り気、艶が群を抜いている。市販されていたらそれこそ買い求めたい一品。
最近はここのお米に近いものをパルシステムでも見つけたので、そこをリピートしまくっている。
新潟のお米は粘り気があって好き。冷えてもおいしいのが新潟のお米と思う。
シャインマスカット、牛タン、ホタテ、ハンバーグなどメジャー級が上位を独占している中でカツオのたたきはまだまだポテンシャルを秘めている存在のように思える。
普段から冷凍のカツオのたたきは毎週のようにいただいているので、食べなれている。
だが、このカツオはあぶらののりと、大きさが断然よい。
2.5kgも入っているのでしばらくは楽しめる。あまりにもおいしいので、カツオが入っていた発泡スチロールに同梱されていたパンフレットに書かれていた加工所のHPにアクセスした。
公式HPでもカツオが注文でき、「ふるさと納税でお問合せがあったため、販売し始めた」旨が記載あった。
焼津のカツオのたたきは、着実にメジャー化されてつつあるようだ。
普段なかなか食べることができないものを、納税という形で支援しつつ、楽しむことができるふるさと納税。
是非お気に入りの支援先を見つけて、返礼品を楽しみながら、支援先振興を願ってみてはどうだろうか。