2022/12/13 Tue
fusekido Ohyama wrote
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旧4号沿いに堂々佇む下野市の和楽さんに伺いました。
国道には「うなぎ」「天ぷら」「すし」と書かれた看板があります。
ちょっと気合を入れて味わいたいときには、こういった割烹料理店がうってつけです。
訪問したのは、日曜日。ランチ目当てで伺いましたが、ランチは日曜日は提供されていないとのこと。通常メニューから、天ぷら定食を注文いたしました。
こうした、割烹料理店で天ぷら定食を食べるのは、数えるくらいしかありません。
天ぷらは室町時代にポルトガルから伝来した料理です。
季節の野菜や、魚介をサクッとした食感で味わえるのが魅力的ですね。
なかなか家でおいしく揚げるのは難しい料理なので、お店でしか味わえない特別感が天ぷらの魅力と思います。
高校の時に家庭科の授業で、料理のあと片付けについて先生が話されていた際、揚げ物は油の処理が大変なので、天ぷらを食べたくなったら、店に食べに行くとおっしゃってました。
もう15年前の記憶です。それ以降、なんとなく天ぷらはお店で食べるものという印象があります。
海老、舞茸、椎茸、インゲン、ししとう、ナス、春菊が所狭しと敷き詰められています。
そしてすりおろしの大根おろしと、ショウガ。 たっぷりの麺つゆ。
ああ。天ぷらを食べるのなら、和楽さん。決まりです。
海老は衣の先端まであり、しっかりとした味わい。
一切べちゃつくことのなく、最後までさっくりといただける。
野菜やキノコも衣の油分と麺つゆを合わせて、素材の味が引き立ちます。
奥の厨房で、職人さんが一つずつ丁寧に、衣をつけ油に浮かす作業をされておりました。
こうした丁寧な仕事あってのこの味わいなんだなと実感いたします。
お代は1,500円でおつりが来たと思います。
このレベルの天ぷらをこの金額で食べられるのが栃木。
今後も応援させていただきたいです。。
割烹料理店だけあって、奥の宴会場は法事客でいっぱいでした。
昼前に入ったのち、あれよあれよと駐車場がいっぱいになってしまいました。
こうして地域に根差し、会食に利用される料理店というのは実力店揃いなのですね。
とてもおいしくいただきました。今度はランチにも伺います。
ありがとうございました。